アアルトが若い時に過ごしたアラヤルヴィ。夏休み時期になるとバスが少なくなることから今回行くことにしました。

5時03分ヘルシンキ中央駅からVR IC35ロヴァニエミ行きでLapuaラプアまで乗り、バスターミナル?からMatkahuoltoが扱う長距離バスに乗り換えて10時42分にアラヤルヴィに到着しました。

アラヤルヴィABCというバス停は、小規模なショッピングセンターになっていて、ガソリンスタンド、スーパー、バーガー店とレストランなどがあり長距離バスに乗るのに便利でした。
後から気づいたことですが、地方ではこのようなバスステーションが多く、地域バスも長距離バスもだいたい同じバス停。(厳密には停車位置は違うかも)
街中では地域のバスと長距離バスの乗り場は、間違いやすいので住所が同じでも地域バスの停と長距離バスの停は、少し離れていることがわかりました。

バス停から歩いて20分アラヤルヴィのアアルトの建物群に向かいました。

この日は、とても天気が良く晴れていて日差しが強く風は冷たいけれども日焼けしました。北海道に似てる気候。
迷いながら何とかアアルトがある建物群に到着しました。
テルヴェイスタロ

テルヴェイスタロは、1967年建築。1982年に改修されてオフィスになったようです。
ユースクラブハウス

1920年完成 宴会場だった建物。1983年に火災後に再建2005年に改修工事の時アアルトの希望だった黄色に外壁を塗装されました。
タウンホール
タウンホール裏側
歴代の大統領の写真が…。(ピンボケ写真失礼します!)
お笑いタレントの近藤春菜さんと似ていることで話題になったタルヤ・ハロネン元大統領の写真も。
評議会室
イッタラのガラスが展示されたホール
天井の高いエントランス
1967年完成。評議会室と会議室、オフィスがあります。アラヤルヴィのアアルト建築についてのパンフレットあり、限定のアアルトグッズも買えました。
市立図書館
アアルトの建築事務所最後のデザインプロジェクト。1991年完成。
図書館外観
図書館内部
自習室か会議室?
子供たちが作ったタペストリー(絨毯)愛らしいデザインですよね。図書館のスタッフさんから紹介されました。
アアルトらしい美しい図書館でした。
ヴァイノラ
測量技師ヴァイノ・アアルトの家 1926年完成。1952年にアラヤルヴィ市の所有となる 医師の公宅や診療所として使われました。
パリッシュホール
1970年完成。教会の建物です。食堂のスタッフの方が特別内部を見せてくれました。
ミサのあとの会食かしら?
アラヤルヴィの記念碑
アアルトは1918年の内戦で白軍に立ったアラヤルヴィの人々の記念碑を設計しました。
このあとアラヤルヴィを後にしてバスとVRを乗り継いでヘルシンキに帰りました。
次回は、今回の旅で一番印象深かったエウラにあるテラスハウスについて書きます。読んでくださいね!
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