
アアルトの建築をフィンランドをはじめ他のヨーロッパでも見学を開始してから14年の月日が経ちます。今回のエウラのテラスハウスがいちばん私にとって印象深いものになりました。テラスハウスは、たいへん美しい建物ですが、それ以上にガイドさんが優しく心が美しい女性だったので感動しました。
ヘルシンキからタンペレ、タンペレからエウラへ
朝6時23分ヘルシンキ中央駅からVRでタンペレへ 工事などで遅れやバス代行運転もあるかもしれない状況だったので昨日VRの車掌さんに確認。私たちの乗る電車は、通常通り。

タンペレで下車してバスステーションからオンニバスでエウラへ
オンニバスに乗っている時にエウラkauttuaカウットゥーアのガイドさんよりメールで”エウラまで順調に列車やバスを乗り継いでいますか?雨が降りそうなのでエウラのバス停までお迎いに行きますか?”ときました。
エウラのバス停から徒歩で40分はあり、かつその地域のタクシーに電話をかけてもつながらずに困っていました。タクシーアプリも対応が出来なく、かなり遠くからの依頼のため200ユーロとかだと思います。
バスは、エウラのバスステーションに着きました。
素敵なガイドさん
ひとりの女性がマリメッコのコートを着てバス停に待っていてくれました。
軽く挨拶のあと現金がなかったのでスーパーのOTTOオットーのATMで下ろしてスタート。
ガイドさんのクルマでKauttuaのアイアンパークへ
Kauttuaカウットゥーアのアイアンパーク
アームストローム製鉄所は、アンツ・アールストロムが創業。アンツ・アールストロムは、マイレア邸のマイレア・グリクセンの曽祖父でフィンランドの実業家で政治家でした。
私のマイレア邸訪問のブログは、こちら↓



英語の苦手な私たちにもゆっくりとわかりやすくガイドをスタート。難しい言葉は、翻訳アプリを使用。時には、ジェスチャーもいれて。
エウラには、日本製紙の関連企業がありました。意外なところに日本の会社があるんでね。ガイドさんより教えて頂きました。
調べると
フィンランドのエウラ市カウットゥア地区にある日本製紙グループの子会社、**Jujo Thermal Oy(十條サーマル社)**は、感熱紙やパッケージ用紙の製造を手がける重要な拠点です。
🏭 Jujo Thermal Oyの概要
所在地:フィンランド南西部エウラ市カウットゥア地区 設立:1992年7月 資本金:約5,591万ユーロ(日本製紙グループが100%出資) 従業員数:約200名 主な製品: 感熱紙(POSレシート、チケット、ラベル用など) 片面コートの自己粘着ラベル用紙 紙製バリア素材「SHIELDPLUS®」 生産能力:年間約72,000トン 設備:抄紙機2台、コーター2台(うち1台はカーテンコーター)
だそうです。
カウットゥーアの寮

寄棟の屋根を木製の柱で支持されていた建築。

マーケット

馬小屋だった建物を夏の間、マーケットプレイス(フリーマーケット)にしているようです。ガイドさんも手作りの品を出品しているみたいですよ!
テラスハウス
4階建てのテラス付き集合住宅。計画時は、4棟建築予定でしたが第二次世界大戦が始まったためこの一棟しか現存しません。
私は、勘違いしていてテラスハウスのスタッフさんとガイドさんも同じ会社に所属していると思っていましたが別々です。
テラスハウスの入場料は、ひとり8€でクレジットカードで支払いできました。






アートみたいなアアルトの図面。建築家って図面がきれいでびっくりします。天才ですよね。


アルヴァアアルトのテラスハウスについてお問い合わせ
アルヴァアアルトのテラスハウス
住所Alvar Aallontie4,apartment 3,27500kauttua,
terassitalo@eura.fi
電話+358 444224828
入場料は、1人8€(ガイドツアーとは別です!)
ガイドツアー
terassitalo@eura.fi
グループ60€プラス税(私は1時間で75€でしたが内容で金額は、異なりますのでお問い合わせください)
または、
Visit.Alvarado.fi
営業時間(アルヴァアアルトのテラスハウス)
9月から12月の土曜日11時から15時、1月から2月は休業。春は、土曜日11時から15時まで営業。夏季6月8日から8月31日まで火曜日から日曜日11時から17時まで 夏至祭は、休業。
川沿いのサウナ小屋
ガイドツアーは、1時間で終了。川沿いのサウナ小屋でランチがいただけてタクシーも呼んでいただけるとのことでガイドさんに送っていただきました。

ランチは、ひとり20€。ガイドさんが帰りのタクシーの手配などサウナのお母さんに頼んでくれました。ガイドさんには大変お世話になりました。領収書を見てやっと個人のガイドさんだとわかり現金もあまりなかったので、迎えやチップも渡せば良かったと後悔。ヘルシンキに戻ってからwiseのことを思い出し送金しました。北欧では一般的にチップは、いらないと言われますが親切にされたら渡すのがいいかなぁとマイルールを作っています。


全てがあまりに美味しく食べすぎました。チキンやサーモンは、感動するほど。いちごがめちゃくちゃ美味しいと夫が喜んでいました。


ピンぼけですがコーヒーも美味しかったです!ミルクを入れてカフェラテに。
オンニバスが14時30分のエウラのバス停から乗るため川沿いのサウナ小屋のお父さんがクルマで送ってくれました。バスが来るまでの間、車の中で待たせてくれて助かりました。
ガイドさんをはじめ、Kauttua のアイアンパークのみなさんお世話になりありがとうございました。夏にまた絶対に行きたいところです。
次回は、再訪したコルケアサーリヘルシンキ動物園編です。帰る前にトラブルが重なり…。読んでくださいね。
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