この旅のハイライトでもあるパイミオのサナトリウムは、アアルトがコンペで勝利し、そのあと国際的な設計を引き受けるきっかけになった作品。
トゥルクからバスで行くことも出来ますが場所的にリスクがあるため(朝一番の列車では、ガイドツアーの時間に間に合いそうになかったため)今回は、バスをチョイス。カンピショッピングセンターから出発します。
カンピの地下にはバスセンターがあります。ムーミンワールドや遠方に行くバスは、ここから発車します。
8時40分発poriポリline1オンニバスMatkahuoltoバスサイトから予約してました。バウチャーを見せるのみで楽ちんです!
いきなり満車?というくらいたくさん乗って出発!お弁当みたいなものを食べる人やムーミンワールド方面という事もあり、みんな楽しそう♪
無事パイミオの高速ジャンクションで下車。どなたか行った方のブログを参考にしましたがお店が降りたところにあると勘違い!ガイドツアーが12時からだったためとりあえずバスのあるところまで歩くことにしました。
帰りのバス停
40分歩くと町らしいところに出たためGoogleマップで検索したらタクシー会社が近くにあることを発見!でも看板もクルマも見当たらない。偶然外で庭仕事をしていた女性にパイミオのサナトリウムに行きたいのですがタクシー会社は、どこですか?と英語で。女性は、フィニッシュと英語で言ったのにフィンランド語で話してと言われたと思い「オレン ヤパニライネン」(私は日本人です)と言ってみました。女性は、爆笑してここからパイミオのサナトリウムまで50分だから歩きなさいと言いました。
結局50分歩いて、パイミオのサナトリウムまで行きました。行かれる予定の方レンタカーか事前のタクシー予約がオススメです。
途中 少し雨が降ったり、暑かったり、蚊が多く写真は撮れませんでした💦
入り口についた時はガイドツアー開始10分前。ギリギリでした。
人が集まってきたので、入り口から建物内に入りました。黄色い受付が印象的です。
予約書を受付で見せると私は、フィンランド語のツアーを予約していました。ほとんどわからないけれど英語もそんなにわかる訳じゃないから参加することに。その時、帰りのタクシーを予約してもらいました。
説明は、敷地や建物について結核患者の療養所としてどんな治療をしていたかとらかの話しだったと思います。
オランダのサナトリウムを参考にしたと雑誌も読んだことがありますがアアルトは、病室やサナトリウムのデザインを患者のためにこの時代によく考えて作った!と思ったのが私の感想です。
蹴上げの低さやベッドや窓の配置、家具など素晴らしいです!この療養所ならどんな病気でも治りそう。
ガイドツアーが終わり、タクシーが迎えに来るまで1時間以上あったのでレストランで食事しました。
土日開放しているパイミオのサナトリウム。地元の方の憩いの場所になっているようでした。
お土産を少し買いました。アアルトでお腹いっぱい!これが私の推し活なのかも?
15時過ぎタクシーが迎えに来てくれて、無事に帰りのオンニバスに乗れました。バスを待つ時にフィンランドの女性からどこに行ったか?聞かれて「パイミオのサナトリウムに行きました」と答えたらバス停まで歩いたら片道2時間かかると笑われました。歩いたとは、言えず誤魔化しました^_^
お読みいただきありがとうございました。
次回は、コルケアサーリ動物園について書きます。読んでくださいね!
パイミオのサナトリウム(1929-33)
設計 アルヴァ・アアルト
ガイドツアーは、ホームページをご覧ください。建築がお好きな方おススメの建物ですよ!
写真は、オリンパス(現OMシステム)E-P7 M.zuiko14-42mmF3.5-5.6で撮影。
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