最近、知り合いから「相続を放棄したのに、結局空き家の解体費を払うことになった」という話を聞きました。相続放棄をすればすべての負担から解放されると思いがちですが、実際にはそう簡単ではないようです。
日本の空き家問題
総務省の統計によると、日本の空き家は約850万戸。しかも、今後はさらに増え、2030年には空き家率が30%に迫るという試算もあります。相続した家が放置されれば、老朽化や近隣への迷惑、固定資産税の問題など、家族の大きな負担になってしまいます。

生前整理とリサイクルの活用
空き家問題を避ける一番の方法は、「生きているうちに片付けておくこと」。
とはいえ、捨てるのはもったいないと思うものもありますよね。そんな時は、リサイクルショップやフリマアプリを活用すれば「不要なものがお金になる」こともあります。
父の写真の額
実は最近、片付けが苦手な父から「新品の写真用の額がいくつもあるんだけど、いる?」と聞かれました。父も私も写真が趣味なので気持ちは分かるのですが、正直これ以上は置き場に困ります…。そこで「近くのリサイクルショップに持っていってみたら?」と紹介しました。
父は頑固なので「捨てなさい」と言っても動かないのですが、「お金になるかもしれない」と思えば行動するかもしれません。

私が捨てられないもの
父のことを言う私も、前に乗っていた愛車のカタログや宮崎あおいさんがイメージキャラクターをしていたときのオリンパスペンライトのカタログを処分出来ずに本棚にあります。捨てられる日がくるかしら?
風の時代に合った暮らし方
大量にモノを所有して溜め込むのは「土の時代」の発想。
これからの「風の時代」は、必要なものを必要な分だけ循環させていく暮らしです。モノに縛られず、身軽に生きることは、自分のためだけでなく、次の世代のためにもなります。

終わりに
片付けは「自分の暮らしを心地よくすること」であると同時に、「子どもや家族に余計な負担を残さないこと」にもつながります。私も父に声をかけながら、一歩ずつ片付けを進めていきたいと思います。風の時代にふさわしい生き方として、まずは身近な片付けから始めてみませんか?
私の風の時代についてのブログはこちら↓
コメント